映画『国宝』の舞台へ──上七軒歌舞練場で過ごす、特別な夏の宵
大阪 平野区で着付け教室・和裁教室・出張着付け・お着物相談をしている着付けと和裁〜いろは〜の吉田さきです。


夏の京都、夕暮れに灯る赤い提灯の下。
普段は足を踏み入れることのできない「上七軒歌舞練場」が、夏の間だけ開かれるビアガーデンとして特別に開放されると聞き、お誘いを受けて行ってきました。
この場所は、映画『国宝』のロケ地にもなったそうで、文化と芸の香りが漂う空間。
そんな特別な場所に行けるとあって、何を着て行こうかとても悩みました。
浴衣らしい浴衣を求めて──反物探しから仕立てまで
浴衣で行くことは決めていたものの、今回は衿付きではなく、より浴衣らしい浴衣を着たいという思いがありました。
そこで、1ヶ月前から反物探しをスタート。偶然メルカリで見つけた三勝の浴衣反物に一目惚れ。
安易に購入して後悔したくないので、数日間悩み、吟味してからやっと購入しました。
そこからは、自分で仕立てる日々が始まりました。


「間に合うかな…」とギリギリまで針を動かし続け、なんとか完成。
浴衣なので仕立て替えることもないだろうと、ミシン併用で仕立てました。
そして仕立て上がったばかりの浴衣を身にまとい、いざ歌舞練場へ。
文化と季節が交差する場所で
木造の回廊に吊るされた提灯、浴衣姿の人々、そして夕暮れの光。
まるで映画のワンシーンのような空間に、自分が仕立てた浴衣で立っていることが、なんとも感慨深くありました。


Instagramでリール動画もアップしたところ、反応がとても良くて驚きました。
映画『国宝』の人気もあってか、たくさんの方に見ていただけたようです。

仕立てて、着て、歩く──その一歩に込めた想い
自分の手で仕立てた浴衣を着て、文化的な場所を訪れるという体験は、ただの「お出かけ」ではなく、心の奥に残る記憶になりました。


布を選び、針を通し、仕上げた一着が、季節と場所にぴたりと寄り添ってくれたことが嬉しくて。
頑張って仕立てて、着てお出掛け出来て、本当に良かったです。
Instagramにアップした動画も見てみてくださいね→リール動画
(水通しやお仕立ての工程なんかも見られます)
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