お着物の整理をしてきました

2024年12月にお着物の整理のご依頼を頂きました。

▶︎ご依頼内容
母や叔母からいただいた着物もあり、サイズが合うのか分からない。
着られない物や似合わない物は処分したい。
仕分けして整理したい。
着物・帯・コートなど合わせて30数着ある。
(大阪市 40代女性)


ご自宅にお伺いさせて頂き、すでに出してくださっていたお着物を
まず、種類ごとに仕分けていきます。

一部の着物たち


種類に分けるとは、訪問着・小紋・紬・袋帯・名古屋帯などのことです。
仕分けができたら、残しておくものとそうでないものをお客様に決めていただくのですが、
お客様はこれから着物を楽しんでいきたいと考えていらっしゃるので
確実に着ない(好みでない、派手で着る勇気がない等の)物のみ選んでいただきました。

その後、残っている着物たち全て採寸してカルテに記載していきます。

採寸しています

カルテをたとう紙に貼って、着物をそこにしまっていきます。

着物カルテ


その際に写真を撮って頂き、後日ご自身でたとう紙に印刷した写真を貼り付けてもらいます。
こうすることで、たとう紙を開けなくても中身が分かり、取り出しやすくなります。

写真を撮って後でたとう紙に貼ります

長襦袢やコートも採寸し、どのお着物になら合うのか?
もお伝えして必要であれば着物カルテに書き込めるようにもしてあります。

全てのお着物・帯・小物類まで仕分け終わりました。

全て仕分けができました!
2.5時間少しオーバーくらいで終了

整理をしていて処分すると決めた物の中には、
使わない肌着や小物や道具類、使い道がない半幅帯、などがありました。
着物だけではなく、こういった小物たちもスペースを圧迫している可能性もありますね。

処分すると決まった物たち

必要なものだけを手元に残し、長襦袢やコートに合う着物もはっきりしたので
寸法に関して悩むことがなくなりましたね。
2024年の年末にお客様もスッキリ!私もやりがいのあるお仕事納めとなりました。


お子様の手が少しずつ離せるようになってきたら、これからはお着物を楽しもう!とされているお客様。
『着たい時にすぐ着られる』『子供の節目に着物』『洋服に迷ったら着物』
そんな風に着物を着たい人の手助けができたら最高です!

この度はご依頼いただき、ありがとうございました。

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